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富士北麓で営利目的のカメラマンによる無許可ガイドが横行 多くはアジア系外国人 対応に苦慮 山梨県

2024年5月3日 18:54
富士北麓で営利目的のカメラマンによる無許可ガイドが横行 多くはアジア系外国人 対応に苦慮 山梨県
富士北麓で営利目的とみられるカメラマンによる無許可のツアーガイドが横行しています。

違反者の多くはアジア系の外国人で注意しても親族や友人を装ってしまうといい、関係者が対応に頭を抱えています。

富士山・世界文化遺産の構成資産のひとつ、富士吉田市の北口本宮冨士浅間神社に設置された防犯カメラの映像には、着物を着た男女2人組が社殿を背にし、一緒に来た別の2人組が撮影を始める様子が映っていました。

神社は境内で許可無しでの営利目的の撮影を禁止していますが、新型コロナが5類移行となった去年から外国人観光客を引率して無許可で撮影に及ぶグループが相次ぐようになったといいます。

神社によりますと、違反者の多くはアジア系の外国人で注意してもその場では親族や友人を装って、違反を繰り返すため対応に苦慮しています。

神社の関係者
「白タクならぬ白カメラマンですね、お客さんを連れてきて和装の姿を境内で写真を撮るということが無断で行われています。注意をしに行っても、我々が姿を消すのを待っていてまた撮影を再開するということもよく行われています」

こうした行為は県外の神社でも問題視されていて北口本宮冨士浅間神社は境内に注意を促す看板を設置しましたが、目に見える効果はまだないということです。
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