山梨県北杜市の甲斐駒ヶ岳でアイスクライミング中に転倒し、救助を要請していた大分県の男性が29日、2日ぶりに救助されました。
　
　北杜警察署によりますと、27日午前、北杜市白州町横手の甲斐駒ヶ岳で、大分県別府市の62歳の会社員男性が仲間とアイスクライミング中に転倒し、動けなくなりました。

　男性からの通報を受け、警察などが救助に向かいましたが、27日と28日は悪天候のため救助できず、29日午前8時半ごろ、県の防災ヘリで救助されました。

　男性は韮崎市内の病院に運ばれましたが、右足の骨を折るけがです。

　救助されるまでの間、男性は警察などから食料などの差し入れを受けながら、現地でビバークしていたということです。