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来春の花粉飛散量 平年より3割少ない予想 日照時間の短さ影響も「油断しないで」山梨

2024年10月17日 19:22
来春の花粉飛散量 平年より3割少ない予想 日照時間の短さ影響も「油断しないで」山梨

 来年の春に飛散する花粉の予想量が発表されました。飛散量は平年より3割少ない見込みですが、専門家は「油断せず対策してほしい」と話しています。

 県衛生環境研究所によりますと、来年の春に飛散する花粉の量は1平方センチメートルあたり約3300個で、平均の4700個より3割ほど少なくなると予想しています。

 今年の夏は記録的な猛暑だったため花粉の飛散量の増加が懸念されましたが、日照時間が例年より短かった影響で飛散量は少なくなりそうです。

 ただ、花粉症の症状が出るには十分な量で、専門家は「少ないからといって油断せず、早めの対策をしてほしい」と話しています。

県衛生環境研究所 岸本里香所長
「花粉が少ないから症状は落ち着くかというと、そういうことではない。少ないと言われる時は(花粉の量は)1000個や3桁の数で推移しているので、3300個という数字は決して少なくない」

 県は花粉が本格的に飛散を始める2月中旬ごろから、ホームページで飛散状況を公開するということです。

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