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【速報】大阪・岸和田市長「辞職に相当するような失態はない」辞職→出直し市長選は否定 市議選受け 自動失職なら「また立候補して頑張りたい」

2025年2月3日 10:01
【速報】大阪・岸和田市長「辞職に相当するような失態はない」辞職→出直し市長選は否定 市議選受け 自動失職なら「また立候補して頑張りたい」
岸和田市・永野耕平市長(3日)

 女性との不適切な関係を巡り、不信任決議を受けた大阪府岸和田市の永野耕平市長は、前日の岸和田市議会議員選挙の結果を受け、3日午前、報道陣に「投票率も前回より上がり不信任案以外の市の政策も訴えられていたので岸和田市としては良い選挙だった」「不信任案に賛成した人が票を伸ばしているのが民意だと思う。あとは議会が決めること。(自動失職すれば)また立候補して頑張りたい」と述べました。

 また自ら市長を辞め「出直し市長選」を実施することに関しては「自分が辞める話ではないと思っているが、議会の判断で(自動失職が)法律上過半数で決定した場合は致し方ない。そうなるまでは役割を果たしていきたい」と消極的な考えを示しました。また改めて「辞職に相当するような失態はない」と強調しました。

 女性との不適切な関係を巡り、不信任決議を受けた大阪府岸和田市の永野耕平市長が議会を解散したことに伴う、岸和田市議会議員選挙が2日投開票され、24人の定数に対して、前職は22人が当選しました。

 岸和田市議会は、去年12月、女性との性的関係をめぐり、裁判で和解した永野市長に対し「市政の混乱を招いた」などとして不信任決議案を可決。一方、永野市長は「不信任決議に大義はない」などとして議会を解散しました。

 これに伴い、2日投開票された岸和田市議選には、24人の定数に対して、前職23人と新人6人の計29人が立候補をしましたが、前職22人と新人2人が当選しました。

 改選後の議会で再び、永野市長に対する不信任決議案が提出された場合、3分の2以上の議員が出席し、出席議員の過半数が賛成すれば、永野市長は自動失職します。その場合、50日以内に市長選が行われることになりますが、12月の市議会で不信任決議に賛成した20人は今回、全員、再選しています。

最終更新日:2025年2月3日 10:57
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