泉大津市長選 現職・南出氏が3選
任期満了に伴う大阪府泉大津市長選挙が15日、投開票され、現職の南出賢一氏(44)が3回目の当選を果たしました。
現職と新人の一騎打ちになった泉大津市長選は、15日、投開票され、無所属で現職の南出賢一氏(44)が、政治団体「NHKから国民を守る党」の党首・立花孝志氏(57)に、1万7000票あまりの差をつけ3回目の当選を決めました。
南出氏は2万1700票、立花氏は4439票で、投票率は、前回を6ポイントあまり上回る44.07%でした。
南出氏は、新しい市立図書館の建設や市内の緑化推進など、これまでの2期8年間の実績を強調し、支持を集めました。
当選を果たした南出氏は、「立花さんが出てくれたことで泉大津が全国に知れ渡るきっかけになった。荒れるんじゃないかという話もあったが、誹謗中傷なく、この街を考えるいい時間になった」と選挙戦を振り返りました。
一方、敗れた立花氏は、自身のユーチューブチャンネルで、来年1月に行われる兵庫・南あわじ市長選に出馬する意向を表明しました。