兵庫県淡路市で5日午前に検査場から逃げ出した体重300キログラムの牛について、午後5時半ごろ捕獲されました。

　牛が逃げ出したのは淡路市下河合にある検査場で、5日午前9時20分ごろ、「牛が逃げた」と警察に通報がありました。

　警察によりますと、逃げた牛は生後8か月の食肉用のオスで、体長約1メートル50センチ、体重約300キログラム。出荷1か月前の検査のためトラックから降りた際に逃げ出したということです。

　その後、淡路市北山の草むらにいるところを飼育員に発見され、捕獲されました。

　牛は、生まれて初めて牛舎の外に出たといい、多くの人間などに驚いて逃げ出したとみられています。ケガをした人はおらず、牛も健康状態に問題なく、牛舎に帰ったということです。