テレグラム上でカードの“不正利用方法”を共有か…SNSアカウント『現代社会の闇』運営の男を起訴 他人のカード情報でホテル住まい「100回以上やった」
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他人のクレジットカードの情報を使って、ホテルの宿泊料金を支払ったとして逮捕された男について、京都地検は10日、起訴しました。男は、「現代社会の闇」というSNSアカウントを運営し、秘匿性の高い通信アプリ「テレグラム」上で、カードの不正利用方法を共有していたということです。
電子計算機使用詐欺の罪で起訴されたのは、住居不定・無職の天野翔太被告(36)です。起訴状などによりますと、天野被告は去年3月、他人のクレジットカードの情報を旅行予約サイトに入力し、ホテルの宿泊料金3万1350円を不正に支払った罪に問われています。警察によりますと、天野被告はSNSアカウント「現代社会の闇」を運営。このアカウントを通じて、クレジットカードの不正利用に興味がある人を「テレグラム」に招待し、不正利用の方法を共有していたといい、グループには121人のメンバーがいたということです。
天野被告は逮捕後の警察の調べに対し、「他人のクレジットカード情報を利用して宿泊料金を支払ったことに間違いない」と容疑を認めています。
さらに、天野被告は、他人のクレジットカードの情報を使ってホテル住まいをしていたとみられ、「100回以上やった」などと話しているということです。