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【速報】先輩が新人隊員に日常的に「死ね」「殺すぞ」暴言で懲戒処分「コミュニケーションのつもり」 大阪・堺市消防局

2024年8月2日 14:01
【速報】先輩が新人隊員に日常的に「死ね」「殺すぞ」暴言で懲戒処分「コミュニケーションのつもり」 大阪・堺市消防局
堺市消防局の会見(2日)

 大阪府の堺市消防局は2日、35歳の男性隊員が配属されたばかりの新人隊員に対し「死ね」「殺すぞ」などと日常的に暴言や不適切な発言を繰り返したとして、減給の懲戒処分にしたと発表しました。男性隊員は聞き取りに対し、「コミュニケーションのつもりだった」と話しているということです。

 2か月間の減給(10分の1)の懲戒処分を受けたのは、堺市内の消防局に勤務する35歳の男性隊員です。

 堺市消防局によりますと、被害を受けた新人隊員は去年10月に消防局に配属されましたが、直後から今年3月にかけて、先輩にあたる男性隊員から日常的に「死ね」「殺すぞ」などと暴言をうけたということです。新人隊員は体調を崩し、1か月の病気療養をすることになり、堺市のハラスメント相談窓口に被害の相談をしたことで問題が発覚しました。

 男性隊員は新人隊員の指導を担当し、指導の際や日常会話の中で、会話の語尾に「殺すぞ」「死ね」と付け加えていたということです。聞き取りに対し、発言を認めた上で「コミュニケーションのつもりだった。被害者との関係も構築できており、受け入れられているものと誤認していた。面白いと思っていた」と話し、新人隊員に対して直接謝罪を行ったということです。

 堺市消防局は「二度とこのような事がないよう、ハラスメントに対する正しい認識を改めて周知徹底し、ハラスメントをしない、させない組織風土の醸成に努めていきます」とコメントしています。

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