18日午前8時過ぎ、京都市内を走る京阪電鉄の車内で、小型カメラを忍ばせたビジネスバッグを女子高校生のスカート内に差し向け盗撮しようとしたとして、自称自営業の男が逮捕されました。

　自称プログラマー講師の渡辺健介容疑者（33）は、18日午前8時14分ごろ、京都市伏見区から東山区内を走行中の京阪電鉄の車内で、通学中だった女子高校生のスカート内に後ろから小型カメラを差し向け、盗撮しようとした疑いがもたれています。

　渡辺容疑者は手持ちのビジネスバッグの側面の底に小さな穴を開け、そこから小型カメラのレンズをのぞかせていたということです。車内を巡回中だった鉄道警察隊の私服警察官が犯行を目撃し、その後到着した駅のホームで現行犯逮捕しました。

　警察によりますと、渡辺容疑者は犯行時上下スーツ姿でしたが通勤中ではなかったということで、通勤・通学時間帯に合わせ計画的に犯行に及んだとみられます。

　調べに対し渡辺容疑者は容疑を認めていて、警察は、スマホの解析を進めるなど余罪についても調べるとしています。