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無病息災を祈る伝統行事「蛇綱祭り」 わらで編んだヘビにかまれると1年間無病息災 健康願う

2025年1月20日 9:16
無病息災を祈る伝統行事「蛇綱祭り」 わらで編んだヘビにかまれると1年間無病息災 健康願う

 京都府宮津市ではワラで作った大蛇にかまれて、無病息災を祈る伝統行事、「蛇綱祭り」が行われました。

 「蛇綱祭り」は江戸時代に疫病が流行した際、ワラで編んだヘビを村の入り口に揚げ、病を追い払ったことが始まりとされています。長さ約6メートルのヘビを担ぎ、ほら貝を吹きながら家を一軒ずつまわります。

 かまれると、1年間を無病息災で過ごせるとの言い伝えがあり、行事に集まった人々は手を合わせながら健康を願っていました。

 「さかあがりができるようにってお願いしました」
 「元気に育つことを願いました。蛇のように力強く進んでいってほしいです。にょろにょろ。にょろにょろ」

 祭のあと、神社のイチョウの木に吊るされたワラのヘビは、1年間、疫病が入って来ないよう集落を見守ります。

最終更新日:2025年1月20日 10:55
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