「多くのことを変えることができた」少年事件の遺族らが制度改革訴える集会 26年続くも今回で最後に
少年事件の遺族らが法律の矛盾や制度の改革を訴える集会が開かれました。26年続いた集会は今回が最後になりました。
「少年犯罪被害当事者の会」が年に一度開催する「WiLL」は、少年事件の遺族らが事件後の心情や状況などを語り合う場です。
9日は、9人の遺族が登壇し、子どもの命を奪われ、その後も法律や制度の不備で傷つけられた現実などを訴えました。
会は1997年に4家族が集まって結成され、少年法改正を訴えるなど、26年にわたり集会を続けてきましたが、資金の確保が難しくなったことなどを理由に今回が最後の開催となりました。
代表の武るり子さんは、「WiLLで関わった人たちの力で、多くのことを変えることができた。今後も集会以外の活動は続けていく」と話しました。
最終更新日:2025年3月10日 13:13