柑橘系「じゃばら」収穫始まる 由来は“邪を払う”で、縁起物としても重宝される 和歌山・北山村
和歌山県の北山村では、村の特産品である「じゃばら」の収穫が始まっています。
日本で唯一の“飛び地”である北山村では、約8ヘクタールのじゃばら園に、約5000本が植えられていて、農家らがハサミを使って、実に傷を付けないよう 一つ一つ丁寧に収穫していきます。
じゃばらは、ユズやすだちと同じ柑橘(かんきつ)系で、独特の酸っぱさがあり、冬の鍋料理に欠かせない薬味として、地元では広く知られています。
じゃばらの名の由来は“邪を払う”であることから、縁起物としても重宝され、今年は夏場の雨が少なく、生育が心配されましたが、丸々とした質の良いじゃばらが実ったということです。
収穫作業は12月中旬まで続き、じゃばらはポン酢やドレッシングに加工され、全国に出荷されます。
最終更新日:2024年11月28日 16:50