ダイハツ工業は28日、軽トラック「ハイゼットトラック」の後部ランプが点灯しなくなるなどの恐れがあることが判明し、約5000台をリコールすると発表しました。

　対象となるのは、2021年12月24日から2023年9月26日までの期間に製造されていた5083台です。

　ダイハツによりますと、車両後部についているランプ（リヤコンビネーションランプ）が適切な位置に配置されておらず、走行中に後輪が巻き上げた氷雪などがランプ裏のシール部分に堆積してしまう恐れがあり、そのまま使用を続けると、シールが変形して内部に水が浸入し、ランプが光らなくなるなどの可能性があるということです。

　利用者から「ランプがつかなくなった」などの連絡が複数あり、発覚に至ったということで、不具合は55件見つかっていますが、事故はないとしています。

　ダイハツはリコール対象となった車両のランプを無償で交換するとしていて、使用者にはダイレクトメッセージなどで通知するということです。