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【五輪】パリ市庁舎前のPV会場も盛り上がり 食事代は競技場の半額 バカンスから帰って来た市民も

2024年8月6日 18:26
【五輪】パリ市庁舎前のPV会場も盛り上がり 食事代は競技場の半額 バカンスから帰って来た市民も

 オリンピック、後半戦に入ってもまだまだ盛り上がっていますが、熱戦が続くフランス・パリには佐藤記者がいます。(取材・報告=佐藤翔平記者)

 フランスのパリからお伝えします。こちらは朝の10時15分を過ぎたところです。ここは、パブリックビューイングの会場です。後ろにあるのがパリの市庁舎、いわゆる市役所のような建物です。見るからに美術館とか博物館みたいな見た目なんですけども、これが市の庁舎なんです。

 その前にはライブ会場、いまアーティストの方が準備をされていますが、ライブ会場も設置されています。その手前には、車椅子バスケットボールを体験できるようなコーナーなども設置されています。

 パブリックビューイング会場なので、大きな画面が2つありますが、画面を撮ることはできません。その画面の近くは広場になっていて、このあたりに皆さんが地面に座ったり、座席に座ったりして観戦をされます。

 日曜日に取材をしましたが、本当に多くの人が集まっていて、大盛り上がりでした。放送で聞いたことがあると思いますが、「アレーレーブルー」という掛け声があります。「行け!ゴー!フランス」という意味で、その掛け声が、会場にこだましていました。

 そしてスポーツ観戦といえば、食べ物や飲み物なんですけれども、こちらが売店です。
 この会場には大きな売店が2つあります。生ビールが飲めたり、サンドイッチが買えたりとかして、本当にスポーツ観戦をスタジアムのような感じで楽しめるようになっています。金額なんですけれども、スタジアムよりも比較的安めで、半額近くになっています。市民向けのパブリックビューイングなので、比較的、観光客向けの価格よりは安い感じです。

 これから階段登りますが、向こう側に何があると思いますか?
 テラス席になっていて、セーヌ川が見えます。きれいに見えるんですよ。この景色を見ながら、お酒を飲みながら、スポーツをしながら観戦もできるということですが、実はここは無料なんです。チケットが高くて買えないという方も多くいらっしゃるんですけれども、ここに来れば、熱気が楽しめます。

(Q、街全体の盛り上がりは、どうですか?)
 実はこの今の時期は、パリの市民にとってはバカンスのシーズンで、実はパリの人は外に出て行っちゃってるんですよ。
 前半は、ほとんどパリ市民とは会わなかったんですね。ですが、パリオリンピックがあまりにも盛り上がりすぎて、パリ市民の方が、やっぱり見たいということで、市内に帰ってきている方が結構いらっしゃると、現地に住んでいる日本人の方に話を聞きました。それぐらいパリオリンピックが、想像以上に盛り上がっています。
 残り1週間、レスリングだったりとか、陸上だったりとか注目競技がたくさんありますので、その熱気をしっかりとお伝えしていきたいと思います。

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