「ユニクロ」でベトナム人グループが万引きを繰り返したとされる事件で、被害総額は1230万円相当にのぼることがわかりました。

　ベトナム国籍のディン・ティ・トゥ・ハー被告らのグループは今年2月、大阪府や京都府のユニクロ4店舗でブラジャーなど21万円相当を盗んだ罪に問われています。

　ベトナムではユニクロの偽物が多いことから、日本のタグが付いた商品は高く売れるということで、転売目的とみられています。

　警察は、グループが去年6月以降、37件、被害総額1230万円相当の事件に関わったと裏付け、検察庁に送致しました。ディン被告は「生活費のために100件以上万引きした」とも話していて、警察は見張り役の男の行方などを追っています。