坂田記念ジャーナリズム賞に読売テレビ制作のドキュメンタリー「釜ヶ崎の肖像 明日への3000枚」
関西を拠点とした優れた報道やジャーナリストに贈られる「坂田記念ジャーナリズム賞」を読売テレビ制作の番組が受賞しました。
第32回坂田記念ジャーナリズム賞に選ばれたのは、昨年2月に放送したNNNドキュメント「釜ヶ崎の肖像 明日への3000枚」で、28日午後、表彰式が行われました。
番組は、労働者の街として知られる大阪・釜ヶ崎の中心にある公園に、年越しとお盆の 年に2回現れる写真館が舞台です。心のよりどころを求めて集まる人たちの生き方を1年間密着取材し、伝えました。
作品について、「 無名の人々に光を当て、『命の重さ』への理解と共感を深めた貴重で人間味あふれる作品。彼らや写真家の語りを通じて生きるために必要なのは『人とのつながり』であることも示唆されている」と高く評価されました。