京都市で60代の男性を殺害した疑いで逮捕された第一発見者の女が、通報の日の前にもマンションを訪れていたことがわかりました。

　22日送検された韓国籍の具真弓容疑者（37）は6月15日、京都市伏見区のマンションで美濃浩二さん（68）の腹を刃物のようなもので刺し、殺害した疑いがもたれています。具容疑者は事件から1週間後に部屋を訪れ、第一発見者として警察に通報していましたが、通報の日の前にもマンションを訪れていたことがわかりました。

　2人は今年2月ごろに飲食店で知り合ったとみられ、事件当日、具容疑者がマンションを訪れる様子が防犯カメラに映っていましたが、具容疑者は調べに対し、「二人で会話していただけで殺してはいません」と容疑を否認しています。凶器は今も見つかっておらず、警察は2人の間にトラブルがなかったか調べています。