妻にケガをさせたとして15日、五泉市の66歳の男が傷害の疑いで逮捕された事件で、死亡した妻の死因について警察は18日、呼吸不全と推定されると発表しました。

逮捕、送検されたのは五泉市三本木の無職・木村敏行容疑者（66）です。
警察によりますと、7月7日から15日ごろまでの間に自宅で妻の美恵子さん（66）に殴るなどの暴行を加え、打撲などのケガをさせた疑いです。

15日午後、木村容疑者が近くに住む息子に美恵子さんが亡くなっているかもしれないと相談し、息子が119番通報しました。
救急隊が駆け付けましたが、すでに美恵子さんは死亡していたということです。

木村容疑者は警察の調べに対し、容疑を認めています。
死亡した美恵子さんには顔や胸、腹に殴られたとみられるあざが見つかっていることから警察は傷害致死の容疑も視野に捜査しています。