18年前の「たつの小4女児刺傷」で服役中の男逮捕 17年前の「加古川小2女児殺害」関与ほのめかす
18年前、小学生が刃物で刺された殺人未遂事件で、警察は別の事件で服役中の男を逮捕しました。まもなく男の身柄が移送される警察署から中継です。
(取材・報告=神田貴央記者)
男の身柄はまもなく兵庫県警たつの署に到着する予定で、多くの報道陣が待ち構えています。
殺人未遂の疑いで逮捕された勝田州彦容疑者(45)は、2006年、兵庫県たつの市で当時小学4年生の女子児童の胸を刺し重傷を負わせた疑いがもたれています。
勝田容疑者は2004年に岡山県で小学生を殺害したとして、去年、無期懲役の判決が確定していますが、捜査関係者によりますと、2つの事件の手口が似ていることから服役中の勝田容疑者を聴取したところ、事件への関与を認めたことなどから、逮捕に踏み切ったということです。
さらに、勝田容疑者は2007年に加古川市で小学2年生の鵜瀬柚希さん(当時7)が殺害された事件についても関与をほのめかす供述をしているということです。
勝田容疑者はいずれの被害者とも面識はなかったとみられ、警察は動機や当時の状況について慎重に裏付け捜査を進める方針です。