「間隔が狭いので怖い」女性2人が電車にはねられ死亡 誤って遮断機の内側で信号待ちか 神戸・垂水区
9日、神戸市垂水区の踏切で女性2人が電車にはねられ死亡した事故で、女性らが誤って遮断機の内側で信号待ちをしていた可能性があることがわかりました。
9日午後4時前、神戸市垂水区にある山陽電鉄の西舞子駅近くにある踏切で、女性2人が電車にはねられ死亡しました。
牧野天稀 記者
「踏切を渡ってすぐ信号があるのですが、待つための場所は狭くとても危険に感じます」
その後の取材で、踏切の南側には国道2号を渡るための横断歩道があり、事故直前、電車の運転士が「遮断機の内側で横断歩道のほうを向いて立っている女性2人を見た」と話していることがわかりました。
通りかかった人
「坂になっていて間隔が狭いので怖いですね」
「(踏切内で待ってしまう可能性は)高齢者だったらあるかもしれませんね」
現場からは2人分の中国籍のパスポートが見つかっていて、警察は誤って遮断機の内側で信号待ちをしていた可能性もあるとみて、事故の原因を調べています。
山陽電鉄によりますと、この踏切では2009年以降、4件の事故があり、1人が死亡しています。