【万博】“未来のエネルギー”について学べる「電力館」の全容を公開 コンセプトは「可能性のタマゴ」
大阪・関西万博の開幕まであと37日。未来のエネルギーについて学べる体験型パビリオンが報道陣に公開されました。
タマゴ型が特徴のパビリオン。電気事業連合会が出展する「電力館」の全容が明らかになりました。コンセプトは「可能性のタマゴ」。
石川千智 記者
「入口ではカラフルなタマゴがたくさん並んでいて、このように首にかけて体験します。振動したり、色が変わったりするということです。 早速行ってみたいと思います!」
館内では 約30の未来のエネルギーについて学ぶことができ、ゲームなどを通して受け取ったタマゴ型のデバイスに“エネルギーの可能性”を集めていきます。
石川記者
「こちらのエリアでは、2種類の水素をタマゴに引き寄せて、核融合を学ぶことができます」
テーブルに映し出される原子たちを手元のタマゴ型デバイスに引き寄せ、融合させることでエネルギーが発生。次世代エネルギーとして期待されている「核融合発電」の仕組みを学びながら、点数を競い合うゲームです。
「多くの核融合反応が起きました」(石川記者が勝利!)
ほかにも、人の動きなどによって発生する振動のエネルギーを、電気エネルギーに変換する「振動力発電」について学ぶゲームなどもあります。
最後は、タマゴ型デバイスに集めた“エネルギー”を確認し、身近なところにあるさまざまな可能性を実感することができます。
「カーボンニュートラル」の実現を目指すなか、電力業界ならではの視点で“エネルギーの未来社会”を描く「電力館」。入場は完全予約制だということです。