春の訪れ告げる「イサザ漁」最盛期 「シロウオ」とも呼ばれ、踊り食いも 京都・舞鶴市の伊佐津川
京都府舞鶴市では、産卵のために川を遡上してくる「イサザ」と呼ばれる魚を捕る漁が最盛期を迎えています。
「イサザ」は一般的には「シロウオ」と呼ばれ、体長5センチほどのハゼ科の魚で、毎年この時期に産卵のため川を遡上することから「春を呼ぶ魚」とも言われています。
舞鶴市の伊佐津川では、張り綱をして籠に追い込むイサザ漁が盛んに行われています。捕れたイサザは踊り食いのほか、唐揚げや卵とじなどにして食べられ、地元の春の味として食卓を飾るということです。
漁師 芦田篤さん
「毎年(漁に)来られるのはうれしい。これがないと春が来ない、という方もいる」
丹後地方に春の訪れを告げる「イサザ漁」は、4月上旬か中旬ごろまで行われるということです。
最終更新日:2025年3月20日 18:40