×

「すべての方が使いやすい車両に」荷物やベビーカーのスペースも 近鉄24年ぶりの新型車両が運行開始

2024年10月7日 19:12
「すべての方が使いやすい車両に」荷物やベビーカーのスペースも 近鉄24年ぶりの新型車両が運行開始

 近鉄に一般車両として24年ぶりに導入された新型車両が、7日から運行を開始しました。

 近鉄奈良線や京都線などでこの日から運行がはじまったのは、八角形の特徴的な“顔”が目を引く新型車両「8A系」です。

 近鉄に新型の一般車両が導入されるのは24年ぶりで、今年度、約98億円を投資したということです。車内には、「やさしば」と名付けられた荷物やベビーカーを手元に置いて座れるスペースが1両あたり2か所設けられているほか、混雑状況にあわせて座席の向きを変えられる造りとなっています。

 近畿日本鉄道 技術管理部・喜多陽平 課長
「安心して使いやすいところを目指して開発した車両ですので、ベビーカーの方も、スーツケースを持った方も、一般の方も、すべての方が使いやすい車両になればと思っております」

 新型車両は来年度までに116両が導入される予定です。

読売テレビのニュース