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小林製薬「紅麹」腎障害の原因は「プベルル酸」他の化合物に毒性なし 原因物質の調査終了 厚労省

2024年9月18日 17:44
小林製薬「紅麹」腎障害の原因は「プベルル酸」他の化合物に毒性なし 原因物質の調査終了 厚労省

 腎障害を引き起こしていた成分は、やはり「プベルル酸」でした。

 小林製薬の「紅麹(べにこうじ)」を含むサプリメントを摂取した人に腎障害などの健康被害が相次いだ問題で、厚生労働省などは18日、サプリに含まれる成分のうち、腎障害の原因となっていたのは、「プベルル酸」だけだったことを明らかにしました。

 これまでの調査で、健康被害が報告された製品には、工場の中のアオカビが紅麹を培養する段階で混入してできたとみられる「プベルル酸」のほか、本来含まれるはずのない2つの化合物が見つかっていました。

 調査の結果、2つの化合物に腎障害を引き起こす毒性はなく、毒性は「プベルル酸」だけだったことがわかったため、原因物質についての調査はこれで終了するということです。
 厚生労働省は「今後、同じような事案を防ぐため、何らかの措置を検討する」としています。

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