本格的な雪のシーズンを前に…京都丹後鉄道で除雪車の試運転 線路に30センチ以上の積雪予想時に出動
本格的な雪のシーズンを前に、京都府北部を走る京都丹後鉄道では、除雪車の試運転が行われました。
12日午前、京丹後市にある久美浜駅では、約20人の作業員らが集まり、除雪車の点検作業を行いました。その後の試運転では、作業員が、線路の雪を押し出して通り道を確保するための「ラッセル」や、雪を吹き飛ばすための「ロータリー」が作動するかなどを確認したうえで、実際に線路を走らせました。
京都丹後鉄道によりますと、除雪車は、線路に30センチ以上の積雪が予想される日に出動し、2023年度は3回除雪作業にあたったということです。京都丹後鉄道では、久美浜駅のほかに、与謝野駅と宮津駅にも除雪車を配備していて、雪のシーズンに向け、備えを進めています。