女性関係めぐり裁判で和解 議会が岸和田市長の不信任案可決へ「任期はあと1年、しっかり務めていく」辞職否定も、議会解散しなければ失職
大阪府岸和田市の永野耕平市長の女性との性的な関係をめぐって、市議会が市長の不信任決議案を提出することを決めました。20日採決され、可決される見通しです。
永野耕平市長は、性的な関係を強要したとして、女性から裁判を起こされ、500万円の解決金を支払うことなどで和解しました。
永野市長は、不倫関係にあったことは認める一方、女性に関係を強要したことは否定していました。
市議会は19日、「混乱を招いた責任は大きい」などとして、市長の不信任決議案を提出することを決めました。
すでに多くの市議が賛成する意向で、20日の本会議で即日採決され、可決される見通しです。
岸和田市・永野耕平市長
「自分に責任あることではあるが、市民に選んでいただいた任期はあと1年あるので、しっかりと務めていかないといけないと思っています」
永野市長は辞職を否定しましたが、不信任案が可決した場合、10日以内に議会を解散しなければ、自動的に失職することになります。