「まるでテーマパークのアトラクションを体験しているよう」三菱未来館 体験型シアター公開【万博】
万博で没入感が味わえる体験型シアターが28日、公開されました。
三菱未来館・小美野 一館長
「奇跡のような星で、これだけ繋いできた命を、我々が地球で次の世代に繋げていくんだ」
28日内覧会が行われたのは、大きな船のような外観が特徴の「三菱未来館」です。
三菱未来館は1970年の大阪万博でも出展。当時、最先端の技術で踊る観客の姿をスクリーンに映し出すなどし、民間パビリオンの中で最も人気を集めたパビリオンともいわれ、今回も注目が集まっていますが…。
三菱未来館・小美野 一館長
「70年万博のリザルト(実績)ではないので、新しい世界を見て帰ってくださいというしかない」
今回のテーマは「いのちの始まり いのちの未来」
パビリオン入口の、すぐそばにある地下から続いている階段を上って進んでいきます。
中野 颯大記者
「今回、残念ながら撮影はできないということですが、特別に実際の映像を体験できるということで一足早く行ってきます」
幅11メートル、高さ9メートルの巨大スクリーンがあるメインシアター。55年で驚きの進化を遂げた映像技術により、スペースシャトルに乗って深海や宇宙を旅しているかのような体験を味わうことができます。
中野記者
「先ほど、実際の映像を体験させてもらったんですが、巨大スクリーンいっぱいに広がる映像と音声で、本当に没入感のあるものが作られていました。10分ほどだったんですが、あっという間に感じられて、まるでテーマパークのアトラクションを体験しているようでした」
予約が必要な「三菱未来館」の収容人数は、1日で最大7000人ほど。迫力ある映像で、来場者たちに「いのちの歴史と未来」を伝える、このパビリオンが前回同様、今回も一番人気となれるのか、注目です。