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2歳児暴行死の控訴審、義理の父親に逆転『無罪』判決「そもそも無実だから当然の判決が出る」大阪高裁

2024年11月28日 11:59
2歳児暴行死の控訴審、義理の父親に逆転『無罪』判決「そもそも無実だから当然の判決が出る」大阪高裁

 2歳の義理の娘に暴行を加え、死亡させた罪などに問われた父親の控訴審で、大阪高裁は懲役12年とした1審判決を取り消し、逆転で無罪を言い渡しました。

 今西貴大(たかひろ)さん(35)は、2017年、当時2歳だった義理の娘・希愛(のあ)ちゃんの頭に何らかの方法で衝撃を加え、死亡させた罪などに問われていました。

 今西さんは一貫して無罪を主張しましたが、1審の大阪地裁は「暴行を加えられるのは被告以外に考えられない」として懲役12年の判決を言い渡していました。

 控訴審でも、今西さんは無罪を訴え、裁判が結審した後の今年7月、大阪高裁は今西さんの保釈を認めていました。

 28日の判決で、大阪高裁は懲役12年とした1審・大阪地裁の判決を取り消し、今西さんに逆転で無罪を言い渡しました。

 判決前の取材に対し、今西さんはー。

 今西貴大さん
「そもそも無実だから、当然の判決が出ると思っているし、本当の(亡くなった)原因が分かったでって(希愛ちゃんに)言ってあげたいなと思っています」

 大阪高裁では現在も判決理由の言い渡しが続いています。

最終更新日:2024年11月28日 11:59
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