【速報】万博で“ナショナルデー”始まる 14日は中央アジア「トルクメニスタン」大統領が来日し祝辞

大阪・関西万博2日目の14日、万博会場では参加する国・地域ごとに日替わりで文化などを発信する特別な一日「ナショナルデー」が始まり、中央アジアの「トルクメニスタン」のパビリオンなどでは記念セレモニーが行われました。
カスピ海に面した中央アジアのトルクメニスタンは、面積が48万8000平方キロメートル(日本の約1.3倍)で、人口は約660万人。イスラム教徒が多く、埋蔵量世界第4位の豊富な天然ガスを有しているほか、綿花の生産が多いことで知られています。
万博には、「より良い明日を作り出す」をテーマに、丸みを帯びた三角形のデザインが特徴のパビリオンを出展。パビリオン内では、トルクメニスタンの文化や歴史、経済の発展について紹介しています。
午前11時から、「ナショナルデー・ホール」では関係者が集まった記念式典が行われ、トルクメニスタンのベルディムハメドフ大統領が来賓として招かれました。式典で伊東万博担当相は、「両国は脱炭素に向けたエネルギー移行を進める上で重要なパートナー。日本との関係を非常に重視していただいていることに深く感謝を申し上げる」と述べました。
これに対し、ベルディムハメドフ大統領は「日本の企業がトルクメニスタンで大規模な工事プロジェクトの実施に積極的に参加していることに心より感謝申し上げる。今後も交流をさらに続けていきたい」と語りました。
トルクメニスタンパビリオンには関係者が招待され、現地の民族舞踊などが披露されました。