JR東海と西日本は3日、東海道・山陽新幹線の「のぞみ」について、自由席を現在の3両から2両に削減し、2025年春から1両分を指定席として運行すると正式に発表しました。

　「のぞみ」は16両編成で運行していて、1～3号車の250席を自由席としていますが、指定席のニーズが高まっていることなどから、来年春から3号車の85席分を指定席にするということです。

　東海道・山陽新幹線は2023年から繁忙期（年末年始・お盆・春の大型連休）に限り「のぞみ」を全席指定で運行していますが、通期での見直しは、2003年に自由席が設定されて以降、初めてとなります。

　JR西日本などは、「EXサービスでは、最大1年前から指定席を予約でき、乗車直前まで手数料無料で何度も予約変更が可能です。ぜひ予め座席を確保いただき、旅行にお出かけください」としています。