×

【台風10号最新情報】30日夜から31日にかけて通過見込み 高知の今は? 線状降水帯発生の恐れも

2024年8月30日 16:53
【台風10号最新情報】30日夜から31日にかけて通過見込み 高知の今は? 線状降水帯発生の恐れも

 ゆっくりとした速度で進路もなかなか定まらない台風10号は、31日昼ごろに紀伊水道まで進み、近畿地方に停滞する見込みもあるということです。深夜にも台風が通過する高知から中継です。
(取材報告:泉 達也記者)

 高知市の桂浜からお伝えいたします。
 現在は雨風ともに落ち着いています。けさは風が強く吹いていました。

 ただ、海を見ていただくと、かなり荒れていまして、うねりを伴った波が押し寄せてきています。ところどころ白波が立っているのもわかると思います。
 昨日29日から取材をしているのですが、徐々に波が高くなってきていて台風の接近を感じます。

 そして、こちら下に降りると、本来でしたら浜を散歩することができたり、水族館もあるのですが、高波の危険があるということで下には降りられないようになっていて、水族館も臨時休業を決めています。

 台風の接近に伴い、高知県は大気の状態が非常に不安定になっていて予想される1時間の雨の量は多いところで、30日で80ミリとなっています。

 また、お昼ごろ、私は高知の市街地にも行ってみたのですが、観光地となっている市場は臨時休業していたほか、商店街も人はまばらで、みなさん外出を控えているように感じました。

 気象台によりますと、高知では明日の午前中にかけて、県内で線状降水帯が発生し、災害の危険度が急激に高まる可能性があるとしています。

 台風はこのあと高知県を通過し、紀伊水道に抜ける見込みで、今後さらに警戒が必要です。

読売テレビのニュース