FIFAワールドカップ アジア最終予選が現地時間25日に各地で開催。グループAでは日本に続きワールドカップの切符をつかむことができるのか注目されます。

日本は前節でバーレーンを下し、8大会連続のワールドカップ出場が決定。3試合を残しての予選突破は日本が初出場を遂げた1998年大会以降最速で、開催国以外では世界で一番乗りとなりました。

日本と同組のグループCは、2位争いがし烈。オーストラリアとサウジアラビアが共に勝利し、勝ち点1差。サウジアラビアは日本、オーストラリアは中国との一戦です。オーストラリアは6月に日本戦とサウジアラビアとの直接対決も控えており、最下位に沈む中国相手に確実に勝ち点を稼ぎたいところです。

グループAは6勝1分の勝ち点19でトップを走るイランがあと勝ち点1で2位以上が確定。ワールドカップ出場に王手をかけています。5勝1敗1分で2位のウズベキスタンと直接対決です。ウズベキスタンにとっては勝てば初のワールドカップ出場へ大きく前進する大事な一戦となります。勝ち点10のUAEとカタールはともにウズベキスタンとの直接対決も残しており、残り3戦負けられない戦いが続きます。

グループBは上位3チームが混戦。勝ち点15で首位の韓国は勝ち点12で2位のヨルダンと激突。勝ち点12で3位のイラクは最下位に沈むパレスチナと戦います。結果次第では3チームが並ぶことも考えられ、韓国にとっては勝利で一歩抜け出せるか注目されます。

全18チームが6チームずつ3グループに分かれて争うFIFAワールドカップ2026アジア最終予選。各グループ上位2チームが本戦出場決定、各3・4位はアジア・プレーオフに回ります。