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1500ドルの賭けで12億円の年俸を返上 NFLリドリー 去年11月NFL賭博で無期限出場停止

2022年3月8日 11:32
1500ドルの賭けで12億円の年俸を返上 NFLリドリー 去年11月NFL賭博で無期限出場停止
NFLの試合を対象に賭けを行い出場停止となったファルコンズのWRリドリー選手(写真:アフロ)
NFLは日本時間8日、アトランタ・ファルコンズのカルビン・リドリー選手(27)が、NFLの試合を対象にして賭博を行っていたとして、無期限の出場停止にすると発表しました。

少なくとも今年9月から始まる2022年のシーズンは出場はできず、23年の2月15日以降に復帰の申請をすることが可能になります。

NFLによるとリドリー選手は去年11月、チームから離れていたときに、賭博を行ったということですが、内部情報が使われたことや、八百長などで試合の公正さが危険にさらされたことはなかったと発表しています。

コーチやチームメートなどがリドリー選手の賭博に気づいていたという証拠は見つからなかったということです。

リドリー選手は自身のSNSで「合計で1500ドルかけただけ。ギャンブル依存症とかではない」とつづっています。

ファルコンズも声明を発表し、NFLから賭博の調査について問い合わせがあったときには「全面的に調査に協力した」としています。

リドリー選手の22年の年俸は約1111万ドル(約12億8000万円)ですが、出場停止となるため、この年俸は返上という形をとるということです。

ファルコンズによると、リドリー選手が去年11月にチームを離れていたときには「精神面のケアをする」ためだったということです。