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男子10000m土屋良輔「熱い勝負ができた」入賞ならずも、平昌の悔しさを挽回する納得の滑り

2022年2月11日 21:37
男子10000m土屋良輔「熱い勝負ができた」入賞ならずも、平昌の悔しさを挽回する納得の滑り
「熱い勝負ができた」と語る男子10000m土屋良輔選手 (写真:AFP/アフロ)
北京五輪・大会8日目(2月11日)スピードスケート男子10000m

男子10000mの日本記録保持者、土屋良輔選手が第3組目に登場ドイツ代表のパトリック・ベッケルト選手と同走しました。

平昌五輪では10位という結果だった土屋選手。

今大会ではリベンジするべく粘りの滑りを見せ、結果は13分02秒49と、前回の平昌五輪のタイムを8秒近く縮める好滑走。しかしトップのニルス・ファンデルプール選手(スウェーデン)が世界記録を更新するなど世界の壁は厚く、全体の11位。日本人選手の20年ぶりの入賞とはなりませんでした。

競技後、取材に応じ「最高の滑りができたとはいえない。それでも全力を出し切って悔いのない滑りができた、熱い勝負ができた」と話した土屋選手。「ラスト5週、力を残したりしたらもう後悔すると思ったので、勝負をしかけたら相手もそれに食らいついてきて。最後、相手は強かったんですけど、本当に楽しい勝負だったし、4年間の集大成としてふさわしい舞台でふさわしい滑りができたんじゃないかなと思います」とレースを振り返り、納得の様子を見せました。
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