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6度目の五輪 スノボ竹内智香、1度は先着も1回戦敗退途中棄権の判定に「全く納得できない」

2022年2月8日 19:58
6度目の五輪 スノボ竹内智香、1度は先着も1回戦敗退途中棄権の判定に「全く納得できない」
途中棄権で敗退となった竹内智香選手【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】
北京五輪・大会5日目(2月8日)スノーボード・女子パラレル大回転 決勝

予選上位16名によるスノーボード女子パラレル大回転の決勝トーナメントが行われ、日本からは予選15位の竹内智香選手(38)が1回戦に出場。

竹内選手は、日本女子選手で最多となる冬季6大会に連続出場。14年のソチ五輪では銀メダルを獲得、前回の平昌五輪でも5位入賞を果たしました。

その竹内選手は予選2位のラモーナテレシア・ホフマイスター選手(25・ドイツ)と対戦。

レースは1対1での一発勝負で行われ、先にゴールした方が次に勝ち進むというルール。

竹内選手は前半に少し後れをとったものの、徐々に自身の粘りを発揮。途中で相手選手とほぼ同じタイミングでの転倒がありましたが、起き上がり先着します。しかし、ゴール後の審議で進路妨害と判定されDNF(途中棄権)。2回戦進出とはなりませんでした。

決勝のレースについて試合後「1本1本をこれが最後だという気持ちで滑り、いい滑りができた」としつつ、「勝ち上がったと思ったんですけど。(途中棄権の判定に)いまだに全く納得できないですね」と不完全燃焼に終わったことを示唆。

それでも平昌五輪後に約2年半の休養をとり、多くの決断を経てたどり着いた北京五輪については、「ほんとうにもう1度選手として戻ってきて、この舞台にいられたことはすごくうれしいです」と振り返りました。