◇WBC1次ラウンドプールB 日本13-4韓国（10日、東京ドーム）

先発のダルビッシュ有投手に代わり第2先発として4回からマウンドに上がった今永昇太投手。

マウンドを譲り受けた今永投手は、ダルビッシュ投手から「ダルビッシュさんとロッカールームで話す時間があってダルビッシュさんが代わった後も丁寧に韓国打線の情報を与えてくれて、その情報通りに自分のまっすぐを信じて投げました」とアドバイスを受けていたことを明かしました。

その言葉通り、150キロを超えるストレートと得意のチェンジアップでわずか11球で三者凡退に抑えます。

続く5回。先頭バッターにヒットを許した後、2アウト2塁3塁のピンチを背負いますが、パク・ピョンホ選手をライトフライに打ち取り得点を許しません。

6回にソロホームランを打たれますが、失点はこの1点のみ。テンポのいいピッチングで、打線にリズムをもらたしました。

初めてWBCのマウンドに上がった今永投手は「本当に自分の知らない力を出させてもらいました。本当にご声援をいただきましてありがとうございます」と、マウンドに上がった感想を話すと、
今後の試合に向け「まだまだしびれる試合が待っていますので、また皆様のご声援で僕たちの知らない力を引き出してもらえたらと思います」とファンへ呼びかけました。