【サッカー男子】日本が“宿敵”スペインに敗戦で涙 東京五輪で敗れた雪辱を果たせず準々決勝敗退
スペインに敗れたサッカー男子日本代表(写真:ロイター/アフロ)
◇パリオリンピック2024 サッカー男子 準々決勝 スペイン3-0 日本(大会8日目=現地時間2日、リヨン競技場)
3連勝でD組1位通過の日本が準々決勝で、3年前の東京オリンピック準決勝で敗れたC組2位のスペインに敗れ、準決勝進出はかないませんでした。
ここまで予選リーグ3試合でいずれも無失点の日本は、前の試合のイスラエル戦からスタメン7人を入れ替えて、宿敵スペインとの一戦に臨みます。
すると試合開始早々の前半1分、三戸舜介選手の裏抜けからいきなり相手のファウルを誘い、スペインのエリック・ガルシア選手にイエローカードが提示されます。
しかし、その後、スペインに後方から丁寧なパス回しで試合を作られると、前半11分にバルセロナ所属のフェルミン・ロペス選手がバイタルエリアから左足一閃(いっせん)。ゴール右隅へ飛んだミドルシュートに、これまで好守を続けていたGK小久保玲央ブライアン選手がボールに触れながらも防げず。スペインに先制点を許します。
それでも、失点後は日本がボールを保持し、徐々にペースを握り始めます。すると、前半40分に左サイドで起点を作った日本は、藤田譲瑠チマ選手の中央からの縦パスを受けた細谷真大選手が、相手DFを背負いながら振り向きざまにシュートし、ゴールネットを揺らします。
しかし、その後VARチェックの末にオフサイドの判定が下され、得点は取り消し。日本の同点弾は幻となってしまいました。
さらに前半アディショナルタイムには、右サイドのセットプレーから細谷選手がヘディングで合わせますが、ポストに嫌われゴールならず。前半終盤は日本の攻めの時間が多く見られましたが、得点を奪うことはできませんでした。
1点を追う前半を0-1の1点ビハインドで折り返した日本は、後半開始から山田選手に代えて藤尾翔太選手を投入します。
前半終盤の勢いそのままに攻め続けたかった日本でしたが、後半開始はスペインペース。しかし、前半同様徐々に日本がボールを展開し始めると後半18分、藤田選手が中央からドリブルで進入し、ラストパスを受けた三戸舜介選手がミドルシュートを放ちますが、惜しくも相手キーパーに阻まれました。
そして後半28分、スペインのコーナーキックから、再びフェルミン・ロペス選手がワントラップして今度は右足を振り抜かれゴールを奪われた日本。リードを2点に広げられます。
それでも後半36分、相手のパスを体を使って奪った細谷選手がシュート。しかし、相手キーパーの好セーブに阻まれゴールならず。
逆に後半41分にゴールを許した日本。3対0でスペインに敗れ、東京オリンピックの雪辱を果たすことができませんでした。これまで何度も好セーブをして日本のゴールを守った小久保玲央ブライアン選手は試合終了後、ピッチにうずくまり、しばらく動くことができず、その後、起き上がりましたが涙が止まらない様子でした。
3連勝でD組1位通過の日本が準々決勝で、3年前の東京オリンピック準決勝で敗れたC組2位のスペインに敗れ、準決勝進出はかないませんでした。
ここまで予選リーグ3試合でいずれも無失点の日本は、前の試合のイスラエル戦からスタメン7人を入れ替えて、宿敵スペインとの一戦に臨みます。
すると試合開始早々の前半1分、三戸舜介選手の裏抜けからいきなり相手のファウルを誘い、スペインのエリック・ガルシア選手にイエローカードが提示されます。
しかし、その後、スペインに後方から丁寧なパス回しで試合を作られると、前半11分にバルセロナ所属のフェルミン・ロペス選手がバイタルエリアから左足一閃(いっせん)。ゴール右隅へ飛んだミドルシュートに、これまで好守を続けていたGK小久保玲央ブライアン選手がボールに触れながらも防げず。スペインに先制点を許します。
それでも、失点後は日本がボールを保持し、徐々にペースを握り始めます。すると、前半40分に左サイドで起点を作った日本は、藤田譲瑠チマ選手の中央からの縦パスを受けた細谷真大選手が、相手DFを背負いながら振り向きざまにシュートし、ゴールネットを揺らします。
しかし、その後VARチェックの末にオフサイドの判定が下され、得点は取り消し。日本の同点弾は幻となってしまいました。
さらに前半アディショナルタイムには、右サイドのセットプレーから細谷選手がヘディングで合わせますが、ポストに嫌われゴールならず。前半終盤は日本の攻めの時間が多く見られましたが、得点を奪うことはできませんでした。
1点を追う前半を0-1の1点ビハインドで折り返した日本は、後半開始から山田選手に代えて藤尾翔太選手を投入します。
前半終盤の勢いそのままに攻め続けたかった日本でしたが、後半開始はスペインペース。しかし、前半同様徐々に日本がボールを展開し始めると後半18分、藤田選手が中央からドリブルで進入し、ラストパスを受けた三戸舜介選手がミドルシュートを放ちますが、惜しくも相手キーパーに阻まれました。
そして後半28分、スペインのコーナーキックから、再びフェルミン・ロペス選手がワントラップして今度は右足を振り抜かれゴールを奪われた日本。リードを2点に広げられます。
それでも後半36分、相手のパスを体を使って奪った細谷選手がシュート。しかし、相手キーパーの好セーブに阻まれゴールならず。
逆に後半41分にゴールを許した日本。3対0でスペインに敗れ、東京オリンピックの雪辱を果たすことができませんでした。これまで何度も好セーブをして日本のゴールを守った小久保玲央ブライアン選手は試合終了後、ピッチにうずくまり、しばらく動くことができず、その後、起き上がりましたが涙が止まらない様子でした。