侍ジャパンは14日、3月に行うオランダとの強化試合のメンバーを発表。侍ジャパンを率いる井端弘和監督が会見に出席し、メンバー選出の思いを語りました。

今回選ばれた総勢28人の中で、初選出の選手が20人、プレミア12からの選手はゼロとガラッとメンバーを入れ替えました。この意図として井端監督は「選手の力量をわかっている。強化試合でいいものをみしてもらえればと思っている」とし、どんな侍ジャパンにしていきたいかについては「全体の底上げができたらいい。1年後いいオーダーが選べればいいと思っている」と語りました。

また、会見の際に度々口にしたのは“長打力”。「魅力でありキーを握っている」と強調します。

「前回大会のWBCで準決勝で吉田正尚選手のホームラン、決勝も岡本和真選手、村上宗隆選手のホームランで、相手チームも2本のホームランで連打連打。プレミア12の決勝で負けたときもホームラン2本で負けている」と過去のデータも用いて重要性について語りました。

メンバーには昨季23本塁打を放った中日の細川成也選手や昨季16本塁打、長打率.439を誇る阪神の佐藤輝明選手など長打力に自信のある選手が多数選出されました。