来年のラグビーW杯まで1年を切り、男子日本代表候補が21日、宮崎県で合宿を行いました。

姫野和樹選手などの主力選手がグラウンド外で器具を使ったトレーニングを行いました。その一方で、グラウンドには代表メンバーへの生き残りをかけて切磋琢磨する選手たちの姿がありました。

フィジー出身のジョネ・ナイカブラ選手（28）もその1人。代表で同ポジションのウィングには松島幸太朗選手やシオサイア・フィフィタ選手といった実力者たちが顔をそろえ、し烈な争いが待っています。

同じBL東京でプレーするリーチ選手いわく「すごくシャイ」だというナイカブラ選手でずが、「攻撃時のオフザボールの動きを特に練習している。攻守の際のコミュニケーションも大切」と、積極的に声を出す姿が見られました。

また武器である快足について「走るのは好きです。自信もありますし、前回の合宿より進化していると思う」と、自信をのぞかせました。

7人制ラグビーでは日の丸を背負った経験もあるナイカブラ選手。15人制での初キャップに向けて「一生懸命努力を重ね、選ばれるようコーチ陣にアピールしたい。初キャップを獲得したいです」と、闘志を燃やしました。

【日本代表スケジュール】
10月1日（土）オーストラリアA戦（秩父宮）
10月8日（土）オーストラリアA戦（福岡）
10月14日（金）オーストラリアA戦（大阪）
10月29日（土）ニュージーランド戦（国立）
11月12日(土) イングランド戦(イングランド)
11月20日(日) フランス戦(フランス)