ラグビー日本代表は13日、来月1日から行われるオーストラリアAとの3連戦(非テストマッチ)、ティア1に属する強豪・ニュージーランド(世界ランク4位)、イングランド(世界ランク5位)、フランス(世界ランク2位)とのテストマッチへ向けて合宿の第2クールをスタートさせました。

今月4日から行われている合宿の第1クールではコンディション調整のため、ラグビーの練習には参加せず、レスリングやランニングなど別メニューを行っていた主将の坂手淳史選手は「すごく良い練習ができた。久々にラグビーをして少し疲れましたけど、すごい良い形で確認できている」と激しい攻防となった実戦形式の練習やタックル練習を行った第2クール初日の練習を振り返りました。

今合宿にはけがで6月、7月の代表活動に参加できなかった松島幸太朗選手、姫野和樹選手など「ONE TEAM」のスローガンを掲げて2019年W杯を戦い、日本史上初のベスト8進出に貢献した選手たちが代表復帰。一方、ノンキャップの下川甲嗣選手ら若手選手も多く合宿に参加しています。

チームについて、坂手主将は「2019年を戦った選手たちが中心になっていくとも思うし、それ以外の若い選手たちのエナジーや学びたい意欲もすごいので、新しい日本代表になっていくと思っています」と期待を寄せました。

「新しい日本代表」は「OurTeam」を今シーズンのテーマの1つに掲げています。

坂手主将は「自分たちのチーム、1人1人に責任がある。その責任を果たすことで自分たちのチームと言えるようにしたい。そういう1人1人の個人が集まって、日本代表として、Our Teamとして強くなっていける」と今秋のテストマッチなどや目標の23年W杯ベスト4へ向け、力強く語りました。