×

“名門復活”帝京が開幕戦を制す 17大会ぶりの高校サッカー選手権勝利 1度は追いつかれるも終盤に突き放す

2024年12月28日 16:21
“名門復活”帝京が開幕戦を制す 17大会ぶりの高校サッカー選手権勝利 1度は追いつかれるも終盤に突き放す
先制ゴールを奪った帝京・ラビーニ未蘭選手
◇第103回全国高校サッカー選手権1回戦 帝京2ー1京都橘(28日、国立競技場)

開幕戦に臨んだ帝京(東京B)は京都橘(京都)との開幕戦。戦後最多6度の優勝(53回、56回、58回、62回、63回、70回)を誇る伝統校は、2009年度以来15大会ぶりに選手権の舞台に帰ってきました。

帝京は前半5分、左CKからMF堀江真広選手(3年)のボールに、DFラビー二未蘭(3年)選手が打点の高いヘディングシュート。ゴール左隅に決め、先制に成功します。攻撃的なサッカーが魅力の帝京は1点を奪った後も攻撃の手を緩めることなく、ボールを保持しながら相手のスキをうかがい、幾度となく京都橘ゴールを脅かします。しかし、対する京都橘GK平誠都選手(2年)の好セーブもあり、追加点を奪えません。

後半33分京都橘もセットプレーからチャンス。意表を突くショートコーナーからMF桐原惺琉選手(3年)のヘディングで同点。試合は振り出しに戻ります。

それでも帝京はそのわずか2分後。中盤で激しくボールを奪うと前線へボールを供給。最後は途中出場のFW宮本周征選手(2年)が勝ち越しゴール。その後、終盤の京都橘の猛攻をしのぎきった帝京が2-1で勝利。帝京が選手権で勝利を挙げるのは、17大会ぶり。好ゲームを制し、2回戦に駒を進めました。

2回戦進出を決めた帝京は、31日に金沢学院大附(石川)と鹿児島城西(鹿児島)の勝者と対戦します。

最終更新日:2024年12月28日 17:18