◇サッカー　代表国際親善試合　日本4-1ドイツ(日本時間10日、ドイツ)

サッカー日本代表は、アウェーでドイツと親善試合を行い、4-1と快勝。2022年ワールドカップ以来の再戦となった強豪を、再び撃破する快進撃を見せました。

試合は立ち上がりから、ドイツがボールを持ってゲームをつくります。

しかし日本は前半11分、冨安健洋選手のワンタッチパスで右サイドに展開すると、そこから菅原由勢選手がドリブルで深い位置まで運び、クロスボールに伊東純也選手が反応。日本代表が先制点を奪います。

その後19分にドイツに追いつかれますが、22分に菅原由勢選手のクロスに再び伊東選手が反応。ボールの軌道をズラし、中央にいた上田綺世選手へ流すと、左足で合わせたボールはキーパーの左側すり抜けるように吸い込まれ、追加点を奪います。

前半を2-1とリードで折り返した日本代表は、後半ドイツに攻め込まれる展開が続きますが、冨安健洋選手らの体を張った堅い守りで得点を与えません。

そして、90分に途中出場の久保建英が相手のボールを奪取しカウンター。抜け出したところから、ラストパスを浅野拓磨選手が沈めて、ダメ押しの3点目を奪いました。

さらに後半のアディショナルタイム、92分には久保選手のクロスに田中碧選手が頭で合わせて4点目としました。

日本は2022年のW杯でドイツに2-1で逆転勝利して以来の再戦で、その真価を証明しました。

SNSでは「W杯でドイツに勝ったのは奇跡じゃない！」「夢でなかった」「ドイツどうした？日本が強すぎるのか？」「今回は実力」と日本の再びの勝利を喜ぶ声であふれています。