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阪神・青柳、21世紀最優秀防御率へ“カギはHR”  田中将大の“2度の防御率1.27”と比較

2022年8月9日 14:18
阪神・青柳、21世紀最優秀防御率へ“カギはHR”  田中将大の“2度の防御率1.27”と比較
ここまで防御率1.38をマークしている阪神・青柳晃洋投手
今季のプロ野球、阪神・青柳晃洋投手が12球団トップとなる防御率1.38と、ここまでキャリアハイの成績を残しています。

青柳投手は4月に防御率0.69をマーク。6月には4試合に登板し7失点で月間2.22と防御率を落としましたが、7月に1.00と再び好成績を記録。8月1週を終え防御率1.38で現在両リーグトップに立っています。

2000年代の歴代最優秀防御率は2011年と2013年に楽天の田中将大投手が2度も記録した1.27。このシーズン、田中投手は後半戦に被本塁打2本(2011年)、3本(2013年)と、前半戦よりも後半戦の方が被ホームラン数が減少。簡単に一発を許さない投球で最優秀防御率を記録しました。

青柳投手の被本塁打はここまで4本。許したバッターは巨人・岡本和真選手、DeNA・神里和毅選手、楠本泰史選手、中日・山下斐紹選手。神里選手には3ランを許したものの、そのほかはソロにとどめています。

21世紀歴代1位の防御率をマークできるかの鍵は、後半戦でいかに一発を浴びないかが重要になりそうです。

【月別成績】
■2011年 田中将大投手
月 防御率 試合 被本塁打
4 1.78 3 2
5 1.59 4 2
6 0.28 4 1
7 1.10 5 1
8 2.31 4 2
9 1.09 4 0
10 0.69 3 0
通算 1.27 27 8

■2013年 田中将大投手
月 防御率 試合 被本塁打
4 1.86 4 0
5 2.13 5 3
6 0.28 4 0
7 0.77 4 2
8 0.95 5 0
9 1.33 4 1
10 2.08 2 0
通算 1.27 28 6

■2022年 青柳晃洋投手
月 防御率 試合 被本塁打
4 0.69 3 1
5 1.50 4 0
6 2.22 4 1
7 1.00 4 2
8 1.50 1 0
通算 1.38 16 4
※8月8日現在

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