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横浜高校が27年ぶり明治神宮大会V 1年生の織田翔希9回途中108球の力投 初出場の広島商を下す

2024年11月25日 12:03
横浜高校が27年ぶり明治神宮大会V 1年生の織田翔希9回途中108球の力投 初出場の広島商を下す
決勝で力投をみせた横浜高校1年生の織田翔希投手(写真:日刊スポーツ/アフロ)
◇第55回記念明治神宮野球大会 高校の部決勝 横浜4-3広島商(25日、神宮球場)

明治神宮大会・高校の部の決勝が25日に行われ、横浜が広島商を4-3で下し、1997年以来27年ぶりの頂点に立ちました。

初回、横浜は4番の小野舜友選手(1年)が2点タイムリーを放ち、先制に成功。2回には1番の阿部葉太選手(2年)の2点タイムリー二塁打でリードを4点に広げます。

先発を託された織田翔希投手(1年)は、140キロを超えるストレートに変化球を織り交ぜ、6回まで2安打、7奪三振、無失点の好投。

しかし7回、織田投手自らのエラーでランナーを出すと、バックのミスもあり失点。初出場から決勝まで勝ち上がった広島商にこの回2点差へ迫られます。

守備のミスから失点した織田投手でしたが、8回も2アウトから内野安打でランナーを出しますが、キャッチャーの駒橋優樹選手(2年)が盗塁を阻止。1年生右腕を守備で援護します。

織田投手は9回のマウンドにも上がり、1アウト2、3塁としたところで、レフトに入っていた奥村頼人投手(2年)がマウンドへ。内野ゴロの間に1点差へ詰め寄られますが、最後は一打同点のピンチをしのぎました。

1年生の織田投手は、広島商打線を9回途中108球、5安打、8奪三振、1四球、3失点(自責点1)の力投。2人の継投で27年ぶり2度目の優勝を達成しました。
最終更新日:2024年11月25日 12:20