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体操界でも? 指導者による暴力疑惑が浮上

2013年8月22日 20:42
体操界でも? 指導者による暴力疑惑が浮上

 JOC(=日本オリンピック委員会)と日本体操協会は22日午後に会見し、「複数人の女性選手が指導者数人から暴力的な指導を受けた」として、今年4月にJOCへ相談していたことを明らかにした。

 所属先や人数など具体的な内容については「今後の調査にかかわる」として公表されなかったが、日本体操協会によると、指導者側は暴力の事実を完全に否定し、被害内容について選手側の言い分と全く違うという。

 JOCは、柔道の暴力パワハラ問題を受け、今年3月に「通報相談窓口」を開設した。利用対象者はJOCが認定するオリンピック強化指定選手や強化スタッフ、またはその経験者などに限られていて、今回が窓口開設後、本格調査の初のケースとなる。