自分たちのサッカー見つけたい~長谷部選手
ドイツ1部リーグの「ニュルンベルク」でプレーし、サッカーブラジルワールドカップで日本代表メンバーに選ばれ、2回目の出場となる長谷部誠選手が13日、チームメートの清武弘嗣選手と共に帰国し、決意を語った。
長谷部選手は今年1月に右膝を負傷し戦列を離脱。それでも10日のリーグ最終戦で5か月ぶりに実戦復帰し、フル出場を果たした。
長谷部選手「率直に非常にうれしい。(W杯は)小さい頃からの夢でしたし、2大会連続で日本代表として選んでいただいてうれしい。前回はゲームキャプテン、この4年はチームキャプテンとして、チームとして成長を感じる。個々の成長も感じる」
「自分たちが進化したもの、自分らしいサッカーで表現したい。気持ちの変化は少なからずある。小さい頃からの夢、舞台に変わりはない。前回くやしい思いをしたので、より強くなっていると思う」
「(Q:コンディションは?)ケガをしてから公式戦は出ていないが、自分の中でケガ前に戻すのでなく、自分の中でどれだけ進化するか、試合勘について聞かれるが、進化する事だけ考えていた」
「この4年間ザックが言ってきた日本らしいサッカーをして勝つ、自分たちのサッカーを見つけたい、それだけです。全ての試合に勝ちたい、頂点を目指したい、ケガをしてたくさんの人に支えられ協力してもらった。そういう人たちの気持ちも背負って…自分も成長したいと思う」
「選ばれなかった選手、彼らの気持ちは理解できないし、彼らにしか分からない。家族やサポーターの思いがある。全ての思いをくむ事はできないが、その気持ちを感じながら自分たちはプレーしなければならない。たくさんの人の支えがあり、精神面でも成長したと思う」
前回大会でゲームキャプテンを務め、ザッケローニ監督就任以降も不動のキャプテンとしてチームをけん引してきた長谷部選手が2度目のワールドカップに臨む。