×

各校エースがたたえあう激闘の2区「You're strong」駒大・篠原倖太朗は区間新のエティーリを祝福

2025年1月5日 8:02
各校エースがたたえあう激闘の2区「You're strong」駒大・篠原倖太朗は区間新のエティーリを祝福
2区終了後、駒澤大学の篠原倖太朗選手は区間新記録を出した東京国際大学のエティーリ選手と健闘をたたえあう
1月2日、3日に行われた第101回箱根駅伝。2区を走り終わった直後の戸塚中継所では、互いの健闘をたたえ合うエースの姿が見られました。

東京国際大学のリチャード エティーリ選手(2年)がOBであるイェゴン ヴィンセント選手の記録を18秒上回る1時間05分31秒の区間新記録で走破。

創価大学の吉田響選手(4年)は、1時間05分43秒、青山学院大学の黒田朝日選手(3年)は、1時間05分44秒と3人が区間記録を上回るハイレベルなレースとなりました。

区間4位に入ったのが、駒澤大学のキャプテン・篠原倖太朗選手です。1時間06分14秒でOBの田澤廉選手の大学記録にあと1秒に迫る好タイムでした。

篠原選手は走り終わった後、すぐに戦い終わったライバルのもとへ。青山学院大学のベンチに向かい黒田選手には「5分台行った?おつかれ!」と握手。中央学院大の吉田礼志選手(4年)とも固く握手を交わします。

一旦ベンチへ戻ると、國學院大學の平林清澄選手が篠原選手の元へ。「さすがです。4年間ありがとうございました。また来年からもお願いします」とライバルから声をかけられました。

篠原選手は、驚異の区間新記録を出したエティーリ選手の元へ向かい、「You're strong」と挨拶。これにエティーリ選手は「You're strong too」と答え、互いをたたえあう各校エースの姿がありました。
最終更新日:2025年1月5日 8:02