◇プロ野球パ・リーグ 西武3-2オリックス(28日、ベルーナドーム)

4連敗中の西武がオリックスを相手に接戦を制しました。

西武は5回、オリックス・廣岡大志選手のホームランで2点を失いますがそのウラ、連続ヒットで0アウト満塁とすると、外崎修汰選手が犠牲フライを放ち1点差とすると、続く渡部健人選手が「押せ押せムードだったので、なんとかつなげたら」とタイムリーヒットで同点に追いつきます。

さらに6回、1アウト2塁のチャンスから若林楽人選手がレフトへのタイムリースリーベースを放ち、勝ち越しに成功しました。

投げては先発の平良海馬投手が6回2失点と踏ん張り、その後は3人のリリーフ陣がそれぞれ無失点に抑えてゲームセット。連敗を止め、交流戦に向けていい流れをつくりました。

お立ち台には、同点打と決勝打をそれぞれ放った渡部選手と若林選手が登場。渡部選手はファンからの「スターへの階段を登っていこうぜ！」というコメントに対し「登っていきます！」と笑顔で宣言。また4番としての覚悟を問われると「大事な場面で1本出せるようにしっかりやっていきたい」と話しました。

一方若林選手は「チーム一丸となって目の前のものを一生懸命やっている。それが絶対にいい方向に転ぶと思うので、これからも頑張っていきます。反撃します！」と意気込みました。