WBC1次ラウンドを4戦全勝で勝ち上がった侍ジャパンが14日、東京ドームで練習を行いました。

練習後取材に応じたキャッチャーの甲斐拓也選手は、投手陣の仕上がりについて「（4連勝は）見ての通り投手陣が頑張っている結果だと思いますし、内容もいいと思います」と手応えをにじませました。

投球制限がある中で投手陣とは、「極力球数を少なくできればというところもあるので、コミュニケーションをとってやっている」といい、やりくりの難しさを語りました。

打っては、ここまで打率.143ながらも四球で出塁するなど、チャンスを作って上位に回す、重要な役割を担っている甲斐選手。

そのことについては「素晴らしい打者が多い中で、下位打線からつなげていければ得点につながると思うので、意識したい」とコメント。

16日に行われるイタリアとの準々決勝から、負けたら終わりの厳しい戦いが始まります。甲斐選手は「勝つことだけしか考えていない。負けられない試合が続くので、その中でどれだけ準備ができるかも大事」と意気込みました。