【西武】「早くいきたいっすね、宮崎」侍ジャパン山川穂高が”寒空”の中のフリー打撃
午前10時すぎ、屋内トレーニングセンターに現れた山川選手でしたが、ストレッチを終えるとすぐさま姿を消します。
「朝アップしようと思って、屋内行ったら寒くて、ご飯食べてなかったので、『飯を食わなきゃ動けんわ』と思いました」
この日の所沢の気温は5度、さらに冷たい風も吹く1日。「きょうやばくないですか?こんなんだったら、まだ(自主トレしていた)沖縄にいとけばよかった」と、あまりの寒さに苦言。
ご飯休憩で体を温め、再度グラウンドで行ったフリー打撃では、69スイング中8本の柵越え。フリー打撃終盤には「ホームラン打って終わろう」と言い、2本連続でスタンドインさせました。
練習で追求していたのは、理想の打球。
「レフトポール際に悪い時はボールがいっちゃう。できれば左中間にややスライスがかかるような打球が理想的。昔は飛ばしたくて、しょうがなかったんですよ。今は左中間にいい感じの打球を打てればいいと思うようになっています」
すでに準備は万全だという山川選手。「僕休まない人なので、ずっと仕上がっています。クライマックス(CS)終わって、1日休んで次の日から練習していた。去年10月終わりからずっと仕上がってます。早くいきたいっすね、宮崎」と迫る春季キャンプを心待ちにしています。